私が中小企業支援を志す理由
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。司法書士の池田です。
旧年度は事務所を立ち上げてすぐと言うこともあり、刺激的であり、初めてのことばかりで大変な一年でもありました。
昨年に行った大きな活動と言えば、中小企業の経営支援を行うための認定支援機関の理論研修や経営革新計画策定のための研修など私がこれまでやってこなかった分野に挑戦してきたことです。
特に簿記すらとっていない私にとって財務諸表の見方、会計学、経営学等を一から学んだことは中小企業支援を志す者として非常に実りのある勉強ができたと思っています。
さて、私が中小企業支援をなぜここまでやりたのかというと、単純に中小企業支援が好きだからというのもあるのですが他にも理由があります。
私は、法律家が行う中小企業支援はある意味法律を使った法人コンサルティングだと思っています。
コンサルティングである以上、私は言われたことをやるのではなく積極的に提案をすることが仕事となります。
私が提案をしたことをクライアントが納得してくれて、その提案を実行に移し、その結果成果が出る。
その時のクライアントの喜んだ顔が中小企業支援をする大きな理由です。
もちろん簡単なことではありません。
企業法務をやる上では法律上様々な特別法がありますし、体系的な理解と言う点では会計学や経営学も学ばなければなりません。
また、多くの人から司法書士が中小企業支援をするなんて無理だと言われたこともあります。
しかし、人生は面白いと思ったことをやらなければ意味がありません。
できないと思われているからやることに意味があるんです。
思えば、私は高校卒業後、音楽でプロになることを志したとき、司法書士になろうとしたとき、自分は人から無理だと言われたことばかり挑戦してきました。
実現できなかったこと、実現できたこと様々ですが、挑戦して後悔したことは一度もありません。
皆様は人生で何が大事だと聞かれたら何と答えますか。
私は自分がこの場所に立っている理由を、生きていくための理由を作っていくことが何より大事です。
新年のご挨拶と言うことで熱く語ってしまいましたが(笑)まだまだ、事務所を立ち上げて半年ですの未熟者です。
まだまだ事務所としても、自分自身のキャリアとしてもこれからでありますが皆様どうぞ本年もロウル司法書士事務所をどうぞよろしくお願い申し上げます。